〜 写真 〜
<本日は脱線>
本日は年内最後の記事。
ってことで、ちょっと障がい関連の話から脱線気味になることをお許しください。
実は我が住人たちと出会って、僕は写真を撮ることが好きになりました。
これまでいろんな写真を掲載してきましたが、どうでしょう。
本当に衒い(てらい)のない表情だと思いませんか?
僕の写真技術には問題があるので、光の加減とかは上手くいってませんが。
でもあの日吹いていた風までもが、写真から溢れ出そうな・・・
このWEBサイト「福祉の住人」を創ろうと決心したのも、僕の考えを発信したかったからだけでなく、彼らの笑顔をより多くの人に観てもらいたかったから。
読者からも早速「彼らの笑顔に元気をもらいました。」とのコメントを頂けて、最後までやりぬかねばと改めて思う次第です。
<PHOTOGRAPHと写真>
さてカメラは外国で発明され、日本にやって来ました。
細かい経緯などの説明は省きまして、とにかくこの言葉。
「PHOTO-」とは「光の」
「-GRAPH」とは「描くもの」
というわけで「PHOTOGRAPH」とは「光の描くもの」という意味だそうです。
それが日本に渡り、日本人が漢字をつかって「写真」という造語を創ったというわけです。
この「写真」という言葉、素敵ですよね。
「真を写す」
日本人は漢字をつかって、たくさんの素晴らしい言葉を創り出しましたね。
「自由」とか「社会」とか・・・
ちょっと鼻高々(笑)
<真を写す>
我が住人に対しての僕の関わりが、いつも上手く行っていたわけではもちろんありません。
写真がそれを物語ってくれています。
今でも写真の中から、我が住人たちが僕に語りかけて来ます。
あの時僕はどうすればよかったのか・・・
もちろん正解なんてきっとありません。
探し続けること、求め続けること、そして前を向いて歩き続けること。
それしかきっと僕には・・・
なんて思い出に浸られても困りますよね。
すいません(苦笑)
<My Favorite>
僕には、写真を撮る上での信条があります。
それは・・・
できる限り我が住人だけで写さないこと!
「彼らを支え、そして彼らに支えられている人たちも一緒に写す」ことです。
その時の支援者たちの表情といったら!
我が住人に引き出され、負けずとも劣らない衒いのない表情を見せてくれるのです。
そんな写真がたくさんあります。
さて来年もがんばるぞ!
平成21年12月30日(水)
(C) Takashi Yokota 2009
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