〜 構造化という支援(1) 〜<心技体>中高生の頃の、多感な時期の僕に、もしマイクタイソンのようなパンチ力があったら・・・ きっとたくさんの人を傷つけてしまっていたのかも。
やはり技というのは、心と共に育っていかないとってことなのでしょう。 にしてもマイクタイソンって引用が古すぎるかしら(苦笑) <ティーチプログラム>自閉症の子供への療育プログラムとして有名なものに、TEACCH(ティーチ)プログラムってのがある。 最初にティーチの実践を見た時に、「これは違うんじゃない」って嫌な気持ちになったのを、今でもよく覚えている。 その時は、どうして嫌な気持ちになったのかわからなかった。
<受信と送信>コミュニケーションを大きく二つに分けるとするならば・・・ 「受信」そして「送信」ってことに。 人はどちらを先に学ぶのかと問われれば、僕は間違いなくこう答える。
僕に言わせれば赤ちゃんの泣き声は、立派な送信だ。 <スケジュールって?> 僕が最初に見たティーチプログラムの現場では、自閉症の当事者にまず徹底的に「受信」を教え込んでいた。
って言われてもイメージがつきにくいと思うので、まずこれをご覧ください。
こんな感じで一人ひとりの理解に合わせて、文字だったり、絵だったり、写真だったりで予定を伝える。
ってな感じで言うと、っていうか動画の楽しい雰囲気も含めて、この支援方法って素晴らしいとお感じになったかもしれないが・・・
※ティーチプログラムに問題があるわけではない。 コミュニケーションのもうひとつの大きな柱である「送信」がないのだ。 「構造化という支援(2)」に続く・・・ 平成22年1月27日(水)
(C) Takashi Yokota 2010
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