みなさんは「注意喚起行動」ってのをご存知でしょうか?
「注意を喚起する」要するに「注目を浴びるために・・・」って感じのこと。
今の時代にあるのかわかりませんが、僕が小学生の頃にはあった「スカートめくり」なんてのは、注意喚起行動の最たるものだと思われます。
気になる女子に注目して欲しいばかりに、スカートをチラッと。
にしてもあまり良い例えではありませんが・・・
人は良いことをすると褒められます。
悪いことをすると叱られます。
しかし「良いこと」ってやつが曲者で、昨日褒められたことを今日またしても、褒められなかったりしてしまいます。
「たかし君、花に水をあげたのかい。良い子だね!」と昨日は褒められたのに、花に水をあげていたにもかかわらず、今日は褒めてもらえませんでした。
っていうか注目さえしてもらえませんでした。
それに比べて「悪いこと」は・・・
「たかし君、花を折ったのかい。いけません!」と昨日叱られました。
「また今日も折ったのかい。やっちゃいけないと昨日言ったでしょう。もう二度としちゃダメ!」
って感じで、今日は昨日よりもひどく叱られてしまいました。
そうなんです。
「良いこと」は得てして二度目からは褒められませんが、「悪いこと」は何度でも叱られてしまうのです。
人はみな他者とのかかわりを求めるもの。
我が住人たちも同じです。
注目を浴びたければ、他者からの関心を惹きたければ・・・
「良いこと」よりも「悪いこと」をした方のが、簡単に「注目」や「関心」を手に入れることができます。
それは「負の注目」や「負の関心」ではありますが・・・
「注意喚起ーズ(2)」に続く・・・