「義務と権利(3)」の続き・・・
さてこれから本題と言いながら、二週間も経ってしまいました。
いやぁ〜すいません。
というわけで気を取り直して・・・
いろんな人と話していると「この人の話は納得だなぁ〜」とか
「この人の話は納得いかないなぁ〜」とか
まあ様々に感じるわけですが。
自分なりに分析すると、後者は「権利ばかりを主張する人」もしくは「自分で抱え込んで権利を主張しない人」
もちろん僕の感じるところってことだけですよ(苦笑)
そして前者は「権利を得ることは、義務を負うことだと分かっている人」
ところで権利と権利はぶつかり合うことがよくあります。
だから裁判所が必要だったりするわけで・・・
にしてもちょっと極端な例ではありますが。
「交通ルールの理解は不十分だけれども、単独で通学、もしくは通勤させたい!」
もちろん当事者の願いではなく、保護者の願いです。
確かに現場で覚えるのが一番、危険な目にあってこそ初めてわかることもある。
でもそれを「うちの子の権利です。」って言われると僕は悩んでしまいます。
だって「他者の権利を侵害しない」っていう義務を負うことなく、投げかけられた言葉だから・・・
もし車にはねられてしまったらどうするんですか?
そうたずねると・・・
「それも運命だと思います。もし車にはねられて死んだとしても、はねた人を恨んだりしません。」
えーーー
はねてしまった人、はねて殺してしまった人のことをどう考えてるんですか?
そう思っちゃいます。
っていうかもしはねたのが僕なら・・・
いくら交通ルールを無視した障がいを持った当事者が悪いのだから、はねた自分には責任がないと言われても???
自分の心にそう言い聞かせる自信はありません。
きっと「もう少し注意していれば・・・」とか
「あの時、違う道を通っていれば・・・」とか
戻ることはできない過去に向けて自問自答し、その苦しみから簡単には抜け出せないのではって!
「義務と権利(5)」に続く・・・